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2024/07/14 20:55
仏教では極楽浄土を表現する神聖な色としても使われてきた「金」。金色は、金運を呼び、潜在能力を引き出して成功をもたらす色とも言われています。
色褪せることのない金は、永遠を象徴し、美しい輝きから富や成功を表すものとしても古くから様々なところで尊いものとして使用されています。
金の輝きは、身近にあるだけで心を豊かにしてくれます。そして輝きを失わずに、身近な存在として加工されたものが金箔です。
金箔は、金を極限まで打ち伸ばして作られた箔片のことを指します。職人の技術により1万分の1ミリメートルという薄さにまで伸ばし、様々なものに使われています。
※金沢箔一 HAKUICHI |
縁起物の金箔と縁起物を組み合わせた、素敵な御守りをご紹介します。
【金箔入 七福神守】
七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に合致して民間信仰の最も完全な形となって育てられてきました。特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に今も生き続けています。
恵比寿天
七福神中で唯一の日本の神様。左手に鯛をかかえ右手に釣竿を持った親しみ深いお姿の、漁業の神で、特に商売繁昌の神様としても信仰が厚いです。
大黒天
大黒天は、大自在天の化身ともいわれ、大国主命と神仏習合したものです。大きな袋を背負い、打出小槌をもち、頭巾をかぶられた姿が一般によく知られていて財宝、福徳開運の神様として信仰されています。
毘沙門天(びしゃもんてん)
毘沙門天は、四天王の一仏で、別名「多聞天」といい、七福神の中で、唯一の武将の姿をし、右手に宝棒、左手に宝塔、足の下に邪鬼天の邪鬼を踏みつけています。七福神では、融通招福の神として信仰されています。
弁財天
弁財天は、七福神の中で、唯一の女神で、日本に伝わった当初は弁才天と呼ばれました。
知恵財宝、愛嬌縁結びの徳があるといわれています。
福禄寿(ふくろくじゅ)
福禄寿の名前は、幸福の福、身分をあらわす禄、寿命を表わす寿の三文字からなり、中国、道教の長寿神です。長寿、幸福の徳を持ち、鶴と亀を連れて、左手に宝珠、右手に巻物を括り付けた杖をもつ姿が特徴です。招徳人望の神様として信仰されています。
寿老人(じゅろうじん)
寿老人は、福禄寿と同じく星の化身で、にこやかな微笑みをたたえ、手には巻物を括り付けた杖、そして団扇や桃などを持ち、鹿を従えた姿が一般的に知られています。長寿延命、富貴長寿の神として信仰されています。
布袋尊(ほていそん)
布袋尊は、いつも笑顔を絶やさず人々に接していた人で、大きな袋には宝物がいっぱい入っていて、信仰の厚い人に与えられたといわれます。笑門来福、夫婦円満、子宝の神として信仰が厚いです。
【金箔入 めで鯛守】
日本では非常に馴染みの深い魚で、赤い色がめでたいとして、お祝いの席でよく出ます。そのため七福神の一人恵比須様は釣竿で鯛を釣り上げた姿をしています。
神道では重要な地位を占めており、冠婚葬祭等の祭礼に欠かせません。
家庭で調理する場合は購入する鮮魚店で予めさばいてもらう事があります。さばかない一匹まるごとの状態は「尾頭付き」と呼ばれ、頭から尾まで、丸ごと出される姿焼きのことを、昔からまたの名で「目出鯛」(めでたい)と呼ばれていました。
「おめでたい」と「たい」の語呂合わせと、目の前の食卓に「めでたい」ものが皿に盛られることで、お祝いの宴席にふさわしい縁起ものとされています。
【金箔入 開運桜守】
桜は、生命が芽吹く春の訪れを連想させることから、「物事の始まり」として縁起が良いといわれています。又、ほぼ一斉に花を咲かせることから、「豊かさ」や「繁栄」という意味も込められています。
桜は春を象徴する花として日本人にはなじみが深く、春本番を告げる役割を果たします。入学式を演出する春の花として多くの学校に植えられています。桜が咲く時期は年度の変わり目に近く、桜の人気は様々な生活の変化の時期であることとも関係しているようです。
【金箔入 招き猫守】
招き猫は開運招福や千客萬来のご利益をもたらすシンボルとして有名です。 昔は養蚕の縁起物とされていましたが、現在では商売繁盛の縁起物として広く知られるようになりました。
招き猫には右手を上げているものと、左手を上げているもの、両手を上げているものがあります。
右手を上げている招き猫は金運を招くという意味があり、左手を上げている招き猫は人脈を招くという意味があります。そして両手を上げた猫は金運と人脈の両方を招き入れると信じられています。
招き猫は色にも意味があります。
白・・・開運招福
黒・・・厄除け
赤・・・健康長寿
青・・・学業向上
黄・・・金運良縁
金・・・金運上昇
緑・・・家内安全、交通安全
ピンク・・・恋愛成就
と言われているようです。
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